イントレプレナー塾
【新規事業の承認が得られる!】社内プレゼンを成功させる6つのポイント
新規事業担当者の方が避けて通れない壁、それは社内プレゼンテーションです。
練りに練った新規事業案への予算を確保するためには、社内プレゼンを成功させなければなりません。
プレゼンで新規事業の魅力や事業発展性を十分にアピールできれば、事業成功への第一歩です!
本記事では、社内プレゼンで”最低限”押さえておきたいポイントを解説とともにご紹介します。
皆さんが検討中の、新規事業プランの内容と照らし合わせながらお読みください。
目次
新規事業の成功に不可欠な3つの確からしさ
新規事業プレゼンテーションの成功には、以下の3つの「確からしさ」を確保することが不可欠です。
① ニーズがあることへの確信
まずは市場のニーズを徹底的に調査しましょう。
以下の3点をあなたの目と耳で確認し、自身の言葉で語れるように準備する必要があります。
顧客は
- 誰で
- どのような課題/ニーズを抱えているのか
- お金を払ってまで解決したいと思っている人がどのくらい存在するのか
上記を説明できるようにするためには、顧客インタビューを軸としたリサーチ活動が必要です。
社内プレゼンの際に「それ、売れるの?」と質問される前に、データと市場調査を駆使し、ニーズの確からしさを証明しましょう。
② 実現性への確信
わくわくする素晴らしいアイディアはもちろんですが、実行可能性を重要視する必要があります。
必要なリソース、技術、人材が揃っているかを検討し、プレゼンテーションを通じてその計画を明確に伝えましょう。
「それ、実際にできるの?」と質問される前に、アイディアの核となる要素や技術について確信をもって伝えられるようにしましょう。
「たぶんできると思います」では、残念ながら答えにはなりません。
具体的な計画と確実性は、投資家(社内では役員陣など)の信頼を得る鍵です。
③ 発展性への確信
新規事業は将来に向けて持続的な成長が求められます。
将来の成長戦略やビジョンを明確にし、事業の発展性について説明できるようにしましょう。
例えば、
- 数億円の売り上げ達成後にはどんなステージが待っているのか
- この事業に取り組むことは、会社の未来にとってどんな意味があるのか
- 変化する社会において、どんなインパクトを与えることができるのか
必然的に長期的な視野を持つことが必要となります。
「それは意味があるの?」と質問される前に、あなた自身が思い描く未来の展望をしっかりと説明できるように準備をしておきましょう。
プレゼンで避けるべき3つの質問
プレゼンテーション時には、以下の3つの質問をされないように準備をして臨むことをオススメします。
① なぜ自社でやらないといけないの?
この質問が出るということは、聞いている人が「ピンときていない」状態です。
あなたの事業に取り組む、会社としての「必然性」を必ずプレゼンに盛り込みましょう。
「当社こそ取り組むべき」「当社が取り組むことに意味がある」と共感してもらえる事業案、プレゼン原稿づくりがポイントです。
② 差別化のポイントは何?
この質問が出るということは、聞いている人が「よく(他のサービスとの違いが)わからない」状態です。
あなたの事業プランの競争優位性をきちんと示しましょう。
提供する製品やサービスが(価格や品質だけでない)他社とどう違うのか、差別化ポイントを伝えることで、なぜ他社よりも選ばれる存在なのかを証明することができます。
③ あなたが本当にやりたいの?
この質問が出るということは、聞いている人が「起案者の自信が感じられない」状態です。
プレゼンテーションで熱意と自信を示すことはとても重要です。
企業経営者は起案者の熱意を見ていますが、「精神論としてのやる気」ではなく「起案者の事業プランに対する手応えを感じているか」を見ています。
自信を持ったプレゼンテーションのためには、「売れる」「実現可能」「会社にとって意義がある」という確信に至るまで取り組む必要があるのです。
社内プレゼンを成功させるために
新規事業の社内プレゼンテーション成功をさせるために、押さえるべきポイントを解説してきました。
3つの確からしさ(ニーズ、実現性、発展性)と3つの避けるべき質問(なぜウチがやるべきなのか、差別化ポイントは、起案者の熱意は)を意識してプレゼンテーションを準備し、新規事業の成功に向けて一歩前進しましょう。
上記を押さえた事業プラン作成に行き詰まったら、インターウォーズにお気軽にご相談ください。
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