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十石のインキュベーション

 「いやー、ホント、参りました、いや-まったく・・。」という言葉の割にはニコヤカな笑顔で、「いや、一週間、家にも帰れず、開店準備をしていたのです。他の売場も出していたので、人員が回らず、結局一人だったのです」という苦労話も、笑いながら・・。この方は昔からそうなのです、辛い時も、苦しいときも、いつも、淡々と、粛々と、それも、「わはは」と笑いながら、楽々と乗り越えています。 その上、背も高く、精悍な顔立ちの男前なので、ますます笑顔が際立って見えます。 ところが、括弧をつけることもなく、ひたすら商売にまっしぐらの人なのです。 物心ついた時から、将来は社長になると決めていたと聞いています、そのせいか、経営している事、「決断して実行している事」そのものが楽しいのかもしれません。
 新潟という、お米の産地で生まれた彼は、お米の美味しさには、もちろん通じていましたが、幼少の頃から「お結び」には、馴染みが薄く、その彼が、お結びの十石の代表者になるとは、彼自身も、考えてもみなかったそうです。では、何故?と言うと、ともかく、起業のチャンスが与えられた時のテーマが「お結び」だった事に発しています。こうなったら、苦手なお結びでも、企業にしようと気合を入れた彼が、最初にしたことは、2週間で8キロも太るほどお結びを食べることでした、食べまくって、考えて、考えて、これならいけると思った、ビジネスプランを持って、私どもの出島(新規事業お預かりサービスオフィス)にやってきました。

「このままじゃ難しいね」「そもそも、君がしたいのは、ファストなの?スローなの?」 「厨房設備というのはね」「製造原価があるでしょ、何グラムで、いくらで売るの?」 「人件費をどう、考えてるの?」「FCにしなきゃ無理じゃない?」「立地が命!家賃が命取り!」「経営者とは・・・」「資金計画は?」「味の自信は?」等等、周辺から、いやという程、アドバイスや、指摘や、よけいなお世話や、叱咤激励を受けながら、半年の間、一つ一つをじっくりと勉強して、いろいろな課題を丁寧にクリアしていきました。


そして、ついに、「まだ、やらないのか?早く現場を知れ!」の声の基、修行に出かけた先の経営者に、いきなり見初められ、「銀座十石」の、のれんを譲り受ける事になりました。いつも明るい「ハブちゃん」が、いつものように、元気な笑顔で、「いやぁ、本当にびっくりしました。これは、チャンスですから、始めます!!」と言って、あっという間に会社を設立、商品の見直しから始まり、販売先の開拓、店舗の拡大とみるみる業績を伸ばしていきました。その間、おいしい食材があると、聞けば、どこまでも、夜中でも、早朝でも、休みも無く、寝る間も惜しんで出かけていく、人の3倍のスピードでお結びを結びまくる。どんな人の意見も素直に聞いていい事はどんどん取り入れる、そんな、気合と素直さに様々な、応援者がつきました。 おかげ様で、「十石」のお結びは本当においしく、セレブ御用達のお結びは、〔十石〕以外 考えられない程です。たかがお結び、されどお結びです。お米・水・具・のりの風味全てがマッチして初めての十石味がでています。お結びが苦手だった彼が、一生分以上のお結びを食べて、 一生懸命創り上げてるお結びを食べる度に、彼の笑顔がでてくるせいか、幸せな気持ちになります。

そんな彼が、新商品でお味噌汁を「お和ん」として、売り出しました。 お結びを更においしく食べて頂く為に、3年がかりで悩んだすえに、いきついたのは、一緒に食べて頂ける美味しい「お和ん」です。彼の努力が実を結び、お米大国の日本人ならではの、美味しい「十石のお結びセット」を沢山の人に食して貰える日が近いと信じてます。 めげない、くじけない、いつも明るい、若い社長の飛躍に向けて、これからも沢山の応援をして頂きたく思います。


担当コンサルタント:マザー北條 夏旭